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万華鏡、故郷(スコットランド)へ帰る 灯台と宝島とスコットランド

万華鏡誕生(1816年)から200年。その記念すべき年に、埼玉県川口市にある「日本万華鏡博物館」の貴重なコレクションが海を渡り、万華鏡の生まれ故郷・スコットランドで展示されることになった。筆者は、発明者・ブリュースターの足跡をたどり、日本の近代化においてスコットランドの若者が果たした役割を明らかにしていく。巻末では、19世紀の貴重な万華鏡や現代の美しい作品を写真付きで紹介。

著者:大熊進一(日本万華鏡博物館館長)
四六判/並製/224頁
ISBN 978-4-9908630-2-9
初版発行年月:2016年12月
定価:本体1,800円+税

【著者】大熊進一
1949年埼玉県川口市生まれ。72年立教大学卒業、埼玉新聞社入社。78年『ビックリハウス』等の編集を経て、85年㈱ベアーズを設立。90年ハワイ・マウイ島で万華鏡に出会いコレクションを始める。98年渋谷のマンションの一室に「日本万華鏡博物館」オープン。2012年「日本万華鏡博物館」を生地の川口市に移転オープン。著書に『私とモノとの出会い』(北斗出版)、『万華鏡』(文溪堂)、『世界で唯一 日本万華鏡博物館』(幹書房)など。

【目次】
第1章 そうだ、エジンバラで万華鏡展を開こう!
第2章 念願のブリュースター博士の墓参りを18年ぶりに果たす
第3章 19世紀のスティーブンソン一族は、人類の進歩を支えた!
第4章 エジンバラの皆さんは、万華鏡をどう見たのでしょうか?
第5章 19世紀、スコットランドの若者たちは、日本近代社会の基礎を創った!
第6章 見る万華鏡展でなく、万華鏡の歴史を楽しむ展覧会を開く
あとがき
付録 19世紀の万華鏡/20世紀の万華鏡/21世紀の万華鏡/BEARS SCOPE

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